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2007年1月

国立新美術館

Photo_4 1月21日にオープンしたばかりの『国立新美術館』に早速、出かけた。地下鉄「六本木」駅から5分くらい歩くと黒川紀章の設計による斬新なデザインの巨大な建物が現れる。ここは名古屋ボストン美術館と同様に収蔵品を持たないコンセプトの美術館でいろいろな企画展が開催される。
 開館記念展は1階展示の『20世紀美術探検―アーティストたちの三つの冒険物語―』(有料)で静物画(ポール・セザンヌ『ラム酒の瓶のある静物』など)から始まり、現代アートの特異な作品群が約6千㎡の広大な展示空間に展示されている。現代アートは意味がわからない作品が多いが、コーネリアル・パーカーの作品「ロールシャッハ」(銀器等をプレスしたものを吊るした展示)が不思議な雰囲気でとても気に入った。
2階展示では『日本の表現力~アート/エンタ/アニメ/マンガ』、『黒川紀章展-機械の時代から生命の時代へ-』が開催(共に無料)されており、結構面白い展示で十分楽しめた。3つの企画展をかなり早く見て回ったが、2時間程度かかった。

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映画「不都合な真実」

映画「不都合な真実(An Incovenient Truth)」がやっと公開されたので、1月21日、名古屋地区で唯一上演されている「TOHOシネマズ・名古屋ベイシティ」へ出かけた。クリントン大統領時の副大統領であり、2000年の大統領選挙でジョージ・W・ブッシュ現大統領に惜敗した共和党のアル・ゴア氏が「地球温暖化」の危機を訴える映画。
 観る前はゴア氏が何らかの政治的意図を持って製作した映画かと思っていたが、ゴア氏が子供の交通事故を契機に「地球温暖化」問題に取り組むようになったこと、親がタバコ栽培業を営んでいたが喫煙する姉が肺ガンで亡くなったこと等のゴア氏自身の人生にも触れながら、「地球温暖化問題」について、豊富な実例やデータを示しながらゴア氏の語りによる‘スライド講座’で説明しており、‘何でも反対’のヒステリックな環境論者と異なってとても論理的で説得力がある。
 中でも、温暖化ガス排出世界1位のアメリカが京都議定書を批准していないこと、温暖化ガス排出世界2位の中国が石炭を主力エネルギーとしていること、にも言及しているのが興味深い。
 最後のエンドロールで温暖化を防止するために我々が取組むべき事項の列挙があるが、個人レベルではこれらを行うことは必要だが、やっぱりアメリカやオーストラリアに京都議定書を批准してもらうと同時に中国やインドなどにも削減目標を持ってもらうなど国家規模で温室効果ガス削減に取組むことが重要であると思われる。でも日本のマイナス6%については、本当に達成できるのか大いに疑問。
【追記】後日、日本語訳の書籍も購入しました。

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東儀秀樹ミニコンサート@名古屋市美術館

 1月19日夜、「東儀秀樹トーク&ミニコンサート」に名古屋市美術館に出かけた。これは名古屋市美術館の「大エルミタージュ美術館展」の関連イベントに応募したもの。
 東儀秀樹のライブは2003年3月に『ゴールド・ディスク大賞』授賞式(NHKホール)で演奏を聴いて以来約4年振り。
 東儀は「エルミタージュ美術館の専属楽団とコラボでエルミタージュ美術館内でコンサートした縁がある」などのトークを交えながら、クラリネット等の木管楽器のルーツと言われる和楽器“ひちりき”で「The reason I am here」、「星が見ている」、「枯葉」、「I am with you」、「ふるさと」等を演奏したほか、シャンソンの「枯葉」を“ひちりき”と電子ピアノを交互に演奏したり、電子ピアノで「イマジン」を熱唱したりした。お馴染みの「I am with you」も良かったが、「イマジン」の歌も素晴らしかった。
 1時間弱のイベントであったが、“ひちりき”の不思議な音色に魅了された。

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映画「幸せのちから」

 映画「幸せのちから」の試写会に出かけた。ホームレス状態から証券業界で成功し億万長者になった人物の実話に基づいた父子の物語。ウィル・スミスが主演し、息子役をウィル・スミスの本当の息子が演じている。
 ジュリア・ロバーツ主演の名作「エリン・ブロコビッチ」の男性版のイメージを期待していたが、全編苦労の連続でサクセスストーリーを見終わった後の爽快感があまり無い。
 また、久しぶりに字幕が読みづらい映画のため、やや疲れた。

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桂三枝創作落語独演会@名古屋市民会館

 1月12日夜、「桂三枝の笑ウインドウツアー2007~爆笑創作落語独演会」に名古屋市民会館・中ホールに出かけた。吉本興業の桂三枝の落語会は初めて。桂三枝が演じた創作落語は本の中身をエロ小説に入替えた「読書の時間」、‘不眠解消用の話す枕’をネタにした「おお枕はみどり」、‘カラオケ葬’をネタにした「涙をこらえてカラオケを」(この噺は一昨年9月の春風亭小朝の独演会でも聞いた。)の3席。「おお枕はみどり」はアクリル板の背もたれに枕を付けて、録音と思われる音声との掛合いによる新しいスタイル(同じ吉本興業の陣内智則がよく演じている)の噺だった。その他、弟子の桂三金、桂三歩が1席づつ話した。
 じっくり噺を聞く落語会というより、吉本の演芸会といった雰囲気で、しゃべり続けたり、途中で席を立ったりする年配の人が目立った。

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映画「それでもボクはやってない」

 映画「それでもボクはやってない」の試写会に出かけた。
 痴漢冤罪裁判をテーマにした社会派映画で、製作は『踊る大捜査線』などの亀山千広、監督は『Shall We ダンス?』などの周防正行という一流のエンターテイナーによる期待の映画で、出演は加瀬亮、瀬戸朝香、役所広司、山本耕史、もたいまさこ、小日向文世ら。
 私は現在は名古屋で比較的ゆったり通勤しているが、東京勤務時代は実際にこのような事件に巻き込まれる可能性が十分にあった混雑率トップクラスの東急・田園都市線でいつも体を押し潰されて通勤しており、とても切実感がある。(常に痴漢に疑われないよう両手を上に挙げて電車に乗ってた。。。)
映画の中身は、前半は逮捕から起訴までの様子をテンポよく描いた後、後半はじっくり裁判シーンを描いている。実際の裁判傍聴の経験はないが、何か本当に裁判を傍聴しているかのようなリアリティ感があり、グイグイ映画に引き込まれた。でも瀬戸朝香(女優は左利きが多いが、彼女は字も左で書いていた。)が弁護士を演じるのは田中麗奈(「容疑者・室井慎次」の弁護士役)と同様にちょっと違和感を感じた。

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映画「硫黄島からの手紙」

 今年の映画始めはクリント・イーストウッド監督の話題作「硫黄島からの手紙」。激戦だった小笠原諸島の硫黄島での栗林中将以下の日本軍の38日間の戦闘が生々しく描かれている。その栗林中将は渡辺謙が演じ、その配下の兵士を二宮和也、伊原剛、加瀬亮、中村獅童らが演じている。
 戦闘シーン以外にも登場人物の人生や生き様が丁寧に描かれており、戦時中の世間、憲兵の非情さや捕虜に対する米軍の扱いなど細かいところまで戦争の悲惨さを描いている。

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テレビ「情熱大陸 (立川志の輔)」

 1月7日夜、テレビ番組「情熱大陸~立川志の輔 スゴい落語」を見た。    
志の輔師匠の落語は6年前、人に誘われて初めて落語会に行き、その至芸(その時の噺は「中村仲蔵」)に感激して、それ以来10回以上師匠の落語会に出かけている。でも最近は本当にチケットが取れない。
 番組では先月の名古屋のアートピアホールでの落語会(チケットが取れなかった)やPARCO劇場(渋谷)の「志の輔らくご」や「スタジオ・フォー」(巣鴨)の「巣鴨四丁目落語会」の様子が放映されていた。
PARCO劇場の「志の輔らくご」は2002年~4年と3回行き、「スタジオ・フォー」(ここは本当に狭いけど真近で落語が聞ける)の「巣鴨四丁目落語会」は2003年に5回行った。
 志の輔師匠のマクラの時事ネタはいつもエキサイティングで本当に面白い。噺は「浜野矩隋」、「徂徠豆腐」などの人情ものが特に好きである。

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アニメ「WALKING TOUR」

 テレビ番組で「WALKING TOUR」という「2ちゃんねる」のキャラクターが登場する短いアニメーションが人気との紹介があった。ネットで公開されているため、早速見てみた。単純なアニメだが、人生の中での死別がテーマとなっており、「生きるとは」「死ぬとは」について哲学的に考えさせられる深い内容で、10年以上前に母を亡くした自分にとって、とても胸に迫る作品である。

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大エルミタージュ美術館展@名古屋市美術館

 1月6日、「大エルミタージュ美術館展」を観に名古屋市美術館に出かけた。この展覧会は東京では昨年末まで東京都美術館で開催されていたもので、ロシアのサンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館の所蔵品の中から15世紀から20世紀初めまでの絵画80点が展示されている。
 主な作品は「扇子を持つ女」(ルノワール)、「果実を持つ女」(ゴーギャン)、 「ジヴェルニーの干草」(モネ)、「リュクサンブール公園、ショパン記念碑」(ルソー)、「野原の少女」(クナウス)など。
大雨の中、朝一番に出かけたので、ゆったりと鑑賞できた。75名の画家による多彩な絵画を楽しめたが、知らない画家が多い。。。

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新年あいさつ

今年もよろしくお願いします。今年の大まかな予定は以下のとおりです。
(チケットはほとんど未手配。。)
<1月>
大エルミタージュ美術館展 <名古屋市美術館> (レポ済)
映画「それでも僕はやってない」 〔加瀬亮、瀬戸朝香 他〕  (レポ済)
創作落語独演会 (桂三枝) <名古屋市民会館> (レポ済)
映画「不都合な真実」  〔アル・ゴア〕 (レポ済)

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