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小説「チーム・バチスタの栄光」シリーズ

 現役医師である海堂尊による小説「チーム・バチスタの栄光」、「ナイチンゲールの沈黙」、「ジェネラル・ルージュの凱旋」の三部作とその後に続く最新作「イノセント・ゲリラの祝祭」および派生小説「螺鈿迷宮」を一気に読み通した。
5作品とも桜宮市の東城大付属病院を舞台とした小説で、ストーリーが絡み合っている。初期の「バチスタ」「ナイチンゲール」「螺鈿」は殺人ミステリーだが、「ジェネラル・ルージュ」「イノセント・ゲリラ」は殺人は無関係。
全体を貫くテーマは「Ai(オートプシー・イメージング)診断の導入」だが、個別テーマには「バチスタ」は心臓外科、「ナイチンゲール」は小児科、「ジェネラル」は救急診療、「螺鈿」は終末医療、「イノセント」は厚生行政がテーマ。
 白鳥調査官、田口医師ら登場人物のキャラがマンガ的で、とても面白い。特に白鳥の“めげない”特異のキャラが大好き。白鳥の部下の“氷姫”こと姫宮嬢も興味深いし、速水部長もカッコいい。
「チームバチスタの栄光」は既に映画化(白鳥調査官:阿部寛、田口医師:竹内結子、桐生助教授:吉川浩司)、テレビ連続ドラマ化(白鳥調査官:仲村トオル、田口医師:伊藤淳史、桐生助教授:伊原剛志)もされ、3月には「ジェネラル・ルージュの凱旋」(白鳥調査官:阿部寛、田口医師:竹内結子、:速水部長堺雅人)の映画も公開される予定。
<追記>
 高階病院長が新任講師として転任してきた20年前の東城大付属病院での話を外科手術をテーマに描く「ブラックぺアン1988」も読んだが、大学2年生の若い田口、速水先生も登場し、とても面白くて、3日で読了した。
<追記2>(09年5月)
 北海道の極北市民病院を舞台に自治体財政と地域医療をテーマに描く新作「極北クレーマー」を読んだ。今回は白鳥調査官の部下の姫宮嬢が活躍する。また、速水先生もチラっと登場するのが嬉しい。

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» ブラックペアン1988【海堂尊】 [本・月のうさぎ堂]
外科研修医世良が飛び込んだのは君臨する“神の手”教授に新兵器導入の講師、技術偏重の医局員ら、策謀渦巻く大学病院…大出血の手術現場で世良が見た医師たちの凄絶で高貴な覚悟。 [続きを読む]

受信: 2009年2月17日 (火) 00:13

» ジェネラル・ルージュの凱旋【海堂 尊】 [本・月のうさぎ堂]
いよいよ「チームバチスタ」の第2弾映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』も公開直前。今回のテーマは、救命医療がとりあげられている。医療問題、収賄事件、災害パニック等あらゆる要素が詰った作品。 [続きを読む]

受信: 2009年2月19日 (木) 23:24

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