小説「中原の虹」

 NHKで放映されている「蒼穹の昴」に触発され、その続編である浅田次郎の小説「中原の虹」全4巻を約4週間で読了した。
 中国の清朝末期から中華民国の創設期の中国を舞台に実在の西太后、張作霖、袁世凱、光緒帝、宣統帝等多数の登場人物による壮大な物語が展開する。
 浅田次郎の流れるような名調子の文章で縦横無尽に展開する異国の伝奇小説を読むと自分を全く異なった世界に誘ってくれ、夢中で読んだ。
北京出張時に紫禁城を訪れたことがあるが、もう一度行ってみたくなった。

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小説「排出権商人」

 黒木亮の連載小説「排出権商人」を興味深く読んでいる。金融誌「金融財政事情」に連載中で、日本のエンジニアリング会社(日揮?)に勤める中年のキャリア・ウーマン(一橋大学社会学部卒業?)が、排出権ビジネスに取組むストーリーだが、国連のCDM理事会での各国の駆け引きやいろいろなCDMプロジェクトの実態やシンガポールやケルンでの「カーボン・エキスポ」の様子も描いている。
 著者はロンドン在住で銀行や商社勤務経験があり、相当の取材をしており、内容がとても生々しい。特に中国・浙江省のフロン分解CDMプロジェクト(丸紅、日揮、大旺建設によるJMDの巨化プロジェクト?)に関する記載はリアル!(総合商社「紅丸」がどこかは一目瞭然)
【追記】
 連載終了後、同名で講談社から出版されました。(9年11月)

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漫画「もやしもん」

 以前から興味があった漫画「もやしもん」1~7巻を大人買いして通読した。
 菌が見える主人公・沢木直保らの農大での学園ライフを描くストーリーだが、「のだめカンタービレ」等にもこの漫画の菌が出張出演している。アニメ化もされている。
 ストーリーは主に“発酵”がテーマであり、日本酒やワイン、みそ等に関するかなりマニアックな話が展開する。さまざまな菌のキャラクターが面白いし、登場人物のボンテージやゴスロリ等のファッションも興味深い。
 09年2月に作者の石川雅之と担当編集者のトークを聴いたが、その時の「キャンパスのイメージは作者が住んでた大阪府堺市の大阪府立大キャンパス」、「取材を経費とするため、モンサン・ミッシュルの場面を後で付け加えた」等のエピソードを思い出しながら楽しく読んだ。読んだ後は手洗いをこれまでより、しっかりするようになった。

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小説「チーム・バチスタの栄光」シリーズ

 現役医師である海堂尊による小説「チーム・バチスタの栄光」、「ナイチンゲールの沈黙」、「ジェネラル・ルージュの凱旋」の三部作とその後に続く最新作「イノセント・ゲリラの祝祭」および派生小説「螺鈿迷宮」を一気に読み通した。
5作品とも桜宮市の東城大付属病院を舞台とした小説で、ストーリーが絡み合っている。初期の「バチスタ」「ナイチンゲール」「螺鈿」は殺人ミステリーだが、「ジェネラル・ルージュ」「イノセント・ゲリラ」は殺人は無関係。
全体を貫くテーマは「Ai(オートプシー・イメージング)診断の導入」だが、個別テーマには「バチスタ」は心臓外科、「ナイチンゲール」は小児科、「ジェネラル」は救急診療、「螺鈿」は終末医療、「イノセント」は厚生行政がテーマ。
 白鳥調査官、田口医師ら登場人物のキャラがマンガ的で、とても面白い。特に白鳥の“めげない”特異のキャラが大好き。白鳥の部下の“氷姫”こと姫宮嬢も興味深いし、速水部長もカッコいい。
「チームバチスタの栄光」は既に映画化(白鳥調査官:阿部寛、田口医師:竹内結子、桐生助教授:吉川浩司)、テレビ連続ドラマ化(白鳥調査官:仲村トオル、田口医師:伊藤淳史、桐生助教授:伊原剛志)もされ、3月には「ジェネラル・ルージュの凱旋」(白鳥調査官:阿部寛、田口医師:竹内結子、:速水部長堺雅人)の映画も公開される予定。
<追記>
 高階病院長が新任講師として転任してきた20年前の東城大付属病院での話を外科手術をテーマに描く「ブラックぺアン1988」も読んだが、大学2年生の若い田口、速水先生も登場し、とても面白くて、3日で読了した。
<追記2>(09年5月)
 北海道の極北市民病院を舞台に自治体財政と地域医療をテーマに描く新作「極北クレーマー」を読んだ。今回は白鳥調査官の部下の姫宮嬢が活躍する。また、速水先生もチラっと登場するのが嬉しい。

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「ちきゅう屋駄菓子店」収録(その3)

 2月10日夜、「ちきゅう屋駄菓子店」収録に「CBCホール」出かけた。今回で3回目。
 前半のゲストは、サッカー・コメンテーターの中西哲生で、高校まで名古屋で育ったこと(父親は大学教授)、グランパス時代のストイコビッチとのエピソード(ピクシーは納豆好き)、新妻のタレント・原史奈との生活、自身のファッション等について語ったが、とても面白い内容で収録時間が長くなった。特に“フード・マイレージ”(食物の移動距離)の話は興味深かった。(放送予定:3月2日)
 後半のゲストは、今回のお目当ての女優平山あやで、女性の顔がプリントされたカラフルなTシャツとベレー帽で登場し、とても可愛いかったが、野菜が大好きであること(キャベツを1個生で食べる)、霊感体質であること等を語ったが、やや盛上がりを欠いた感じで終わった。(放送予定:3月9日)

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「ちきゅう屋駄菓子店」収録(その2)

 9月の「ちきゅう屋駄菓子店」収録に引き続き、再びCBCホールへ「ちきゅう屋駄菓子店」(CBC・ローカル放映)収録に出かけた。番組の出演は渡辺正行、はしのえみ、関根麻里で、今回のゲストは榊原郁恵と水野裕子。
 最初のゲスト・榊原郁恵(昔のアイドルシリーズ?)は、名古屋との深い関わり(亡父が名古屋出身で、子供の頃からよく名古屋を訪れていたことや“納屋橋饅頭”が大好きなこと)やドラマでの夫・渡辺徹との出会いなどを面白く語った。 
 2人目のゲスト・水野裕子は地元・愛知県一宮市出身で、スポーツ系タレントとしての苦労話などを語ったが、2本撮りのため、時間が長くて少々疲れた。
 <榊原郁恵:11月18日放映、水野裕子:11月24日放映>

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「ちきゅう屋駄菓子店」収録

 名古屋の放送局・CBC制作のテレビ番組『ちきゅう屋駄菓子店』(ローカル放映)収録観覧に名古屋市・新栄の「CBCホール」に出かけた。テレビ番組収録は2004年7月のTBSの『アッコにおまかせ!』(ぐらんアルバム参照)以来であるが、今回の収録はセットの目前の座席とイス席で観覧できる。
 番組の出演は渡辺正行、はしのえみ、関根麻里で、今回のゲストは中尾彬。中尾は今回の病気からの回復や“遊び”についての考えなど含蓄のある話をじっくりしてとても聞き応えがあった。33歳になるという“はしのえみ”もとても可愛かった。〔9月30日放映〕

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書籍「不都合な真実」

Book映画で観た内容を確認するため、書籍のアル・ゴア著「不都合な真実」(日本語版、訳:枝廣淳子)も購入した。2800円とやや高いが、結構、売れているらしい。
 中身は綺麗なグラフィック中心で読みやすい。(特に地球の写真は本当に美しい)。GE社のCEOであるジェフリー・イメルトの「私たちは、“環境に優しいことはお金にもなる”と考えている。環境の改善が経済面の利潤につまがる時代なのだ」という大文字のコメントが印象的。アメリカを主導するのは、このコンセプトが必要だと思う。
また、私たちができることの中で、「カーボン・オフセット」購入にも言及してあるのはとても興味深い。いつか空港で海外傷害保険を自販機で購入するように航空機利用のカーボン・オフセットを購入することがあるのだろうか。

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アニメ「WALKING TOUR」

 テレビ番組で「WALKING TOUR」という「2ちゃんねる」のキャラクターが登場する短いアニメーションが人気との紹介があった。ネットで公開されているため、早速見てみた。単純なアニメだが、人生の中での死別がテーマとなっており、「生きるとは」「死ぬとは」について哲学的に考えさせられる深い内容で、10年以上前に母を亡くした自分にとって、とても胸に迫る作品である。

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NHKドキュメント「煙と金と沈む島」

 4月30日夜、NHKスペシャル・ドキュメント「煙と金と沈む島」が放映された。
 中国・重慶市の炭鉱労働者とニューヨークの排出権取引会社ナットソース社とツバルの生活者の同時ドキュメント。地球温暖化による海面上昇で世界に最初に沈むといわれる海抜2m足らずという島嶼国家「ツバル」の大潮の日に焦点を当てている。
 ツバルが海面上昇による国家消失の危機に直面しているなか、世界で温室効果ガス(二酸化炭素等)排出量が1番多いアメリカと2番目に多い中国が温暖化対策(京都メカニズム)で金儲けをしている。
 温室効果ガスと地球温暖化が本当に因果関係にあるかどうか若干の疑問はあるが、何もしないよりは何かをした方がましだと思われる。世界では色々な思惑で人々が行動している。何かをするため、させるためには経済的利益で誘導するというのも止むを得ない。でもアメリカやオーストラリアが批准していない京都議定書が今後うまくいくのか大いに疑問。

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